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女子大生みお、羞恥の課外授業
第11章 羞恥のお散歩
「ありがとうございました……楽しいお散歩ができそうです」

「こちらこそ、お買い上げありがとうございます……楽しんでくださいね……それから沙希さんによろしく」

笑顔で会話する翔太と女性だが、みおはそれどころじゃない。

緊張で手足がプルプルと震えている。

「大丈夫、僕も一緒だから」

翔太が爽やかな笑顔をみおに向けるが、みおの手足の震えは治まらない。

「ドアお願いします」

右手にみおが脱いだ服も入っているバッグ、左手にみおの首輪のリードを持ち、翔太が女性に声をかける。

「行ってらっしゃい! お嬢さん、ファイト!」

女性が店のドアを開ける。

翔太が先に店の外に出てリードを引っ張る。

みおも外に出る。

ヨロヨロしながら外に出る。

「また来てくださいね」

女性の声がしてドアが閉まる。

もう後戻りできない。

みおの冒険が始まる……。
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