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女子大生みお、羞恥の課外授業
第11章 羞恥のお散歩
あぁっ……やっぱりみんな見てる……。

店の外は夜でもそれなりの人通りがある繁華街、当然のように通行人達の視線がふたりに集まる。

「やっぱり無理かも……無理かも……」

みおが泣きそうな声を出す。

体も固まって動かない。

リードを引っ張ってお散歩プレイしたかったけど、この様子じゃ無理みたいだな……。

翔太が予定変更する。

首輪のリードを握ったまま、左手でみおの肩を抱く。

「大丈夫だよ、僕がみおちゃんを守るから」

「あっ、いえ……あの……あの……」

みおがパニックになる。

羞恥による極度の緊張に加えて初めての翔太との体の接触、頭の中真っ白になる。

「立ったままだと見られる時間が長くなるよ……さあ、足を動かして……右足を前に出して」

翔太が耳元で囁く。

男性ならではの低いトーンだけど優しい声で囁く。

「はい……」

数回深呼吸してから、みおが右足を前に出す。

何とか一歩前に出す。

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