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第11章 羞恥のお散歩

みおの首輪のリードを引っ張ったまま翔太がラブホテルに入る。

戸惑いが消えないままみおも建物に入る。

入口横の大きなタッチパネルを操作して、翔太が部屋を選ぶ。

ほんとに童貞？

翔太の慣れている様子に疑惑が再燃してみおが翔太の顔を見る。

「沙希さんと来たことあるから……あ、SEXはしてないよ……沙希さんの変態お遊びにちょっと付き合っただけ」

サラリと言って翔太がエレベーターに向かう。

選んだ部屋の階でエレベーターを降りるとまた翔太がみおの首輪のリードを引いて廊下を進み、ドアの上のランプが点滅している部屋にふたりで入る。

ドアが閉まると、みおが床にしゃがみ込む。

お散歩プレイの緊張から解放されて全身の力が抜け、崩れ落ちるように床にしゃがみ込む。