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女子大生みお、羞恥の課外授業
第1章 出会い
「芸大絵画科3年の大学生です、家庭の事情でこのままだと大学を辞めることになりそうです。学費を援助してくださる人がいれば有難いと思い登録しました」
優花も言ってたけど、ダメ元だし……明日の昼までに反応がなかったら、削除しよう……。
ベッドの上でスマホからパパ活サイトにシンプルな文章を送信し、みおがそのまま横になる。
神経が高ぶっていてなかなか寝付けなかったが「ダメ元だから……ダメ元だから……」と自分に言い聞かせているうちに眠りにつく。
翌日の日曜日、パパ活サイトの反応が気になりながらも自治体のポスターコンテストに応募する作品を仕上げてから、みおがパパ活サイトにアクセスする。
わっ、いっぱい来てる……。
ドキドキしながら、10件以上来ているメッセージを確認していく。
やっぱりそうだよね……。
みおがため息をつく。
反応はあったが「1回のホテルデートで3万でどう?」みたいなメッセージばかりだ。
あっ……これは……。
メッセージをスクロールしていたみおの指が止まる。
一回深呼吸して、黒川と名乗る書き込みを読み直す。
「アートギャラリーの店長をしています。才能のある芸大生を個人的奨学金で援助したいと思っています。一度会って作品を見せてもらいたいです」
この人なら、もしかしたら……。
胸を高鳴らせながら、みおが「是非お会いして私の作品を見て欲しいです」と返信する。
優花も言ってたけど、ダメ元だし……明日の昼までに反応がなかったら、削除しよう……。
ベッドの上でスマホからパパ活サイトにシンプルな文章を送信し、みおがそのまま横になる。
神経が高ぶっていてなかなか寝付けなかったが「ダメ元だから……ダメ元だから……」と自分に言い聞かせているうちに眠りにつく。
翌日の日曜日、パパ活サイトの反応が気になりながらも自治体のポスターコンテストに応募する作品を仕上げてから、みおがパパ活サイトにアクセスする。
わっ、いっぱい来てる……。
ドキドキしながら、10件以上来ているメッセージを確認していく。
やっぱりそうだよね……。
みおがため息をつく。
反応はあったが「1回のホテルデートで3万でどう?」みたいなメッセージばかりだ。
あっ……これは……。
メッセージをスクロールしていたみおの指が止まる。
一回深呼吸して、黒川と名乗る書き込みを読み直す。
「アートギャラリーの店長をしています。才能のある芸大生を個人的奨学金で援助したいと思っています。一度会って作品を見せてもらいたいです」
この人なら、もしかしたら……。
胸を高鳴らせながら、みおが「是非お会いして私の作品を見て欲しいです」と返信する。