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女子大生みお、羞恥の課外授業
第1章 出会い
「まずは乾杯しましょう」
沙希がグラスを手に持つ。
「あ、はい」
みおもぎこちない手つきでシャンパングラスを持つ。
「素敵な出会いに乾杯!」
ふたりがグラスを合わせる。
あっ、意外と美味しい……。
初めてのノンアルコールシャンパンをひと口飲んだみおの表情が少し和らぐ。
「じゃあ、みおちゃんの作品を見せておらおうかな? 油絵じゃなくてポップアート系だったわよね?」
「はい、これが一番最近の作品です……ポスターの公募用に描きました」
みおが鞄からタブレットを出し、仕上げたばかりの作品を表示して沙希に渡す。
「拝見させてもらうわ」
沙希が真剣な目でみおの作品を見る。
みおがまた緊張した顔になる。
無言のまま数回頷き、沙希がタブレットを見つめ続ける。
「あの……どうですか?」
待ちきれずにみおが聞く。
「私の感想は食事の後で伝えるわ……まずは食事を楽しみましょう」
沙希がタブレットをみおに戻す。
沙希さんの評価は?
私、学費を援助してもらえるの?
不安そうな顔でみおがタブレットを受け取る。
沙希がグラスを手に持つ。
「あ、はい」
みおもぎこちない手つきでシャンパングラスを持つ。
「素敵な出会いに乾杯!」
ふたりがグラスを合わせる。
あっ、意外と美味しい……。
初めてのノンアルコールシャンパンをひと口飲んだみおの表情が少し和らぐ。
「じゃあ、みおちゃんの作品を見せておらおうかな? 油絵じゃなくてポップアート系だったわよね?」
「はい、これが一番最近の作品です……ポスターの公募用に描きました」
みおが鞄からタブレットを出し、仕上げたばかりの作品を表示して沙希に渡す。
「拝見させてもらうわ」
沙希が真剣な目でみおの作品を見る。
みおがまた緊張した顔になる。
無言のまま数回頷き、沙希がタブレットを見つめ続ける。
「あの……どうですか?」
待ちきれずにみおが聞く。
「私の感想は食事の後で伝えるわ……まずは食事を楽しみましょう」
沙希がタブレットをみおに戻す。
沙希さんの評価は?
私、学費を援助してもらえるの?
不安そうな顔でみおがタブレットを受け取る。