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第8章 ランジェリーナイト

「もう2組来てますよ」

リナの言葉通りホールでは右側のソファーで2組の女性同士のカップルがすでにランジェリー姿でお取り込み中だった。

奥側ではお揃いのブランドの花柄のブラとショーツのアラサーカップルが抱き合ってキスしている。

手前側では黒いキャミソールとショーツに網ストッキングのアラフォーのお姉さんがシースルー生地のピンクのブラとショーツの20代前半の小柄な女の子の体のあちこちをまさぐっていて、女の子が可愛い声で鳴いている。

「いつもこんな感じだから、私達も楽しみましょうね」

沙希が赤いワンピースを脱ぎ捨てる。

「あら、素敵！　沙希さんだとこういうの映えるわね」

ハーフカップのブラとTバックショーツにガーターベルトとストッキング、ワンピースと同じ赤で揃えた沙希のセクシーランジェリー姿にリナが声を上げる。

「はい、みおちゃんも着替えて……みおちゃんにピッタリのランジェリーを用意したから」

まだ戸惑っているみおに紙袋を渡して沙希が店の奥の更衣スペースに押し込む。

やっぱりエッチなランジェリー……。
また沙希お姉様にイタズラされるんだ……。

ドキドキしながら、体が火照ってくるのを感じながら、みおが沙希の用意したランジェリーを身に着ける。