この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女子大生みお、羞恥の課外授業
第2章 見られている前で
白い文字で「姫楽園」と書かれている木目調のドアの前で沙希が立ち止まり、呼び鈴を押す。

「お待ちしていました」の声がしてドアが開き、赤にゴールドの花の刺繍のチャイナドレスのアラサー女性がふたりを迎える。

この人もかっこいい……。

173センチの沙希よりは少し低いが168センチのスラッとした体に華やかでセクシーなチャイナドレスがよく似合っていて、みおが羨ましそうに女性を見る。

「沙希さん、こんばんは……あら、今夜のパートナーは可愛いお嬢さんね」

ふたりが手を繋いでいるのを確認してから、女性がみおの顔をみる。

「紹介するわね、このお店のママのリナさん……こっちはみおちゃん、私が応援している芸大生よ」

「あら、芸大生なのね?」

リナが意外そうな顔になる。

「芸大の友達からも芸大生っぽくないってよく言われます」

少しはにかみながら、みおが答える。

確かに芸大の女子は世間のイメージ通りの個性的で派手目な女子が多く、「昔の田舎の高校生みたい」と言われるみおは珍しいタイプだ。

「上着かけましょうね」

沙希がみおのスーツを脱がせてドアの脇のハンガーラックにかける。

「通常営業の時間まであと1時間半あるから、その間は貸し切りです……ゆっくり楽しんでくださいね」

リナがふたりをカウンターの奥のホールに案内する。

両サイドの壁際に6人~8人くらい座れるソファーがあって、それぞれのソファーの前にテーブルが3つずつ、両サイドのテーブルの間には2メートルくらいの通路、独特のレイアウトだ。




/227ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ