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ある日、突然に・・・
第6章 「まゆ」との場合⑥
緊張している彼女の手が温まるのを待ち
私は自分の指を彼女の指に絡ませた。

彼女の指を愛撫するようにゆっくり触る。
指の先から指の股まで…。

・・・

彼女の体温が少し上昇したのを感じ
私は彼女の横顔に顔を近づけ頬にキスをした。

驚いた様子はない。
もう一度顔を近づけ、彼女の顎に手を回し唇を重ねた。

私は彼女の手は離さず、唇だけ離した。
すると彼女は私の手を強く握り、彼女の方に引き寄せた。

私は再度彼女の唇にキスをした。
今度はさっきよりも長く、深く。

・・・

止まらなかった、お互いに…。
唇が重なり会うたびにお互いを求め合う。

私はわずかに唇を開き、彼女の唇を挟む。
何度も、何度も繰り返す。
さらに唇をずらし口角にキスをする。

彼女の唇が開いたと同時に
私は舌を出し、彼女の口の中に入れる。

互いの舌が絡みあう…。

・・・

私は舌の感触に満足しながら
重ねた手をはずし彼女の膝と膝の間に手を滑り込ませた。
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