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アウスペック図書館の奇妙な住人 seasonⅠ
第1章 古書
ありえない!皆んな、この図書館が好きで集まって楽しく働いている人ばかりなのよ。
 絶対に……絶対にそんなことなんてないんだからッ。
 しかしなぁ。証拠がないんだよ。
 警察を呼ぶしかなさそうだぞ。
 ……。仕方ないわね。呼びましょう。

 しばらくして、警察が調査を開始し、エマも容疑者の一人として尋問されることになる。
エマは図書館が大好きであり、古書を守ることが彼女の使命だと証言する。図書館の職員や来訪者の人々も彼女に信頼を寄せていましたが、証拠はすべて彼女だと物語っていました。盗まれた古書の記録を改ざんした痕跡が見つかったのです。
 「わたしじゃない!わたしはそんなことしません」

彼女の証言を信じる者もいれば、疑いを持つ者もいましたが、誰もが犯人の正体には思い至りませんでした。エマ自身も事件の真相に戸惑いを覚えながら、真実を解き明かすために協力することにしました。
 「なんだね……これはどうしたことだ。何の騒ぎだね。エマ」
 「ジェファーソン執事……。それが……」
 館内での騒ぎを聞いたジェファーソン執事が執筆室から出てきた。
 エマはジェファーソンに古書が紛失したことを告げた。
 「そうか……して?古書はまだ見つからんのか?」
「はい。館内をくまなく調べましたが。」
 警察の調査が今から入ります。
 無くなった時間にいた館内の来訪者も拘束しております。
 図書館は今日は閉館しました。
 警察には協力したまえ。しかし、エマ……。君を信用しておるよ。わたしはな。
 「あの方が、ジェファーソン執事か?」
 警察のスティーブがエマに声をかけてきた。
 「ええ。うちの図書館の最高責任者であり、執事です。今日はずっと執事室から出ていません。」
 「一歩?誰もみていないのか?」 
 「執事は今度、学会で発表するための論文の追い込みの真っ最中なので」
 「ほかの職員は?」

 わたしどものような小さな規模の図書館の場合、数人から数十人程度の職員が働いていることが一般的です。わたしを含めて、司書や図書館員、管理職、事務員、ボランティアなどが含まれます。
 ボランティアは忙しくなる週末などにお願いしているので、今日のような平日は職員数人です。
 別室に呼んでいます。
 図書館員の、フローラとマイケル。
 管理職のセバスチャン
 事務員のシャーロット
 あの男性は?
 
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