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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第3章 抱かれたい理由
ラブホテルの淫靡な照明を受けて、彼女の秘所が妖しく光っている。既に存分に濡れていることを、彼女は自ら俺に示していた。
そんな淫らな彼女に呼応するように、俺の触角がぴくんと大きく脈打つ。
「さあ、思いっ切り、私に――」
もう言葉を聞き終えるまで、待てなかった。
俺は己の欲望の塊を、彼女の中に突き立てた。
「くっ――!」
「――ああっ!」
次々に溢れるような潤滑の体液に満たされて、つぷぅ、と根元までが一気に埋まり込んでいた。しかし、その勢いのまま激しく、彼女を突き続けることはできないでいる。それは――
「もっと……」
短い言葉は実にシンプルに、彼女の望みを現わしていた。
俺自身を呑み込んだだけでは飽き足らないように、彼女の中は尚も〝なにか〟を吸い取ろうとしている。強烈に欲していた。否、そうだと感じた。
その感覚は、すべてを吸い込みそうな、彼女の眼差しにも似ている。
「うわぁ……」
思わず、呻いた。
当然ながら、それ以上を差し出すことはできない。すべてを吸い果たされるわけにはいかない。咄嗟に腰を引いて逃れる。だが、即座にまた呑み込まれていく。
「とっ……止まらない!」
「ああっ、止めないで! すごいです、とっても。だから、もっと――!」