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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第3章 抱かれたい理由
上に跨ってきた松川土埜が、俺の胸板に両手を着いた。腕で自然と寄せ上げられた格好の胸が、より一層に大きさを強調する。とっても、たわわだ。
白い毬のような膨らみが縦長にひしゃげ、淡い色の大き目な乳輪の間隔が狭まっている。それを見つめているだけで、なんとも悩ましい……。
「どうか、まだ私の中にいてください」
彼女は言って、やや身体を反らせた。ほどよい脂肪に覆われた腹直筋が、俄かに浮き立って、まだ中に収めたままの男の部分をじわじわと搾り上げていた。
「む、無理だよ。続けてだなんて……」
艶めかしい感触を股間に受けながらも、俺の方は困惑しきりだ。一応は若い身であるから一定以上の回復力は持ち合わせていても、あれだけ激しく放出した後だと、流石に……。
そもそも気持ちの問題として、インターバルは不可欠に思う。絶頂から下っている今、彼女を抱いてしまったことに対する後悔の念は禁じ得ない。元々割り切ってつき合えるようなタイプではないから、そんな風に感じてしまうのも無理はなかった。
それでも松川さんの方は、こちらの肉体的、精神的な事情を察してくれそうもない。
「お願いです。私にはもっと、この感触が必要なんです。だから、できるだけ長く刻みつけてほしい。そして、私と一緒に乱れてほしい。そうすれば数日、私はあの日の悪夢から解放されます」
たったの数日? それだけの安堵を得るために、彼女がこんなことを続けているのだとしたら……。