この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第3章 抱かれたい理由


 はあ、はあ……。

 次第に吐息を荒げながらも、彼女は一心に俺を見つめている。一挙手一投足を観察する、その目が訴えていた。

 こんな風にされるのが、お好きなんでしょう? 

 そうだ、きっと間違ってはいない。俺は「尽くしてみせます」と言った彼女を前に、内心ぞくりとするものを覚えていた。

 彼女は乳首への愛撫を続けながら、俄かに腰をゆすりはじめている。ゆっくりと大きく。それが徐々に、小刻みに早くなっていった。

 その動作に搾られ、男の部分にしっかりとした芯が通ってくる。冷めたものが再び熱を帯びてきている。

 彼女は、俺の変化を股の奥でしっかりと掴まえ、言った。

「ああ、嬉しいです」

 身体を起こし、彼女が俺の上で踊りはじめる。それに合わせ、大きな胸が揺れた。その姿をまだどこか遠くに感じながら、俺は思うのだ。

 彼女に願われたからといって、こうして白々と身体を重ねていること。彼女との行為が魅力的である分、それだけにより多くの罪悪が募っていくようだった。

「うっ……ああ」

 それなのに今は、快感の方が勝ってしまう。彼女のうねるような腰の動きに、思考は奪われて――否、浸食されるような感触に似ていた。

 あと十日余り。彼女とこのような関係を続けた時、今度は俺自身がボロボロにされてしまう気がした。それが恐ろしいのに、どんどん止まるのが難しくなっている。

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ