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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第3章 抱かれたい理由


「んっ、んっ――ああっ! お兄さんの、もう、こんなにっ!」

 ぺたんぺたんと、彼女が腰を打ち据えてくる。さっきよりも明確な、上下運動だ。すると彼女のおっぱいも更に大きく、たゆんたゆんと揺れた。

 身体の動きからワンテンポ遅れて、上から下へと脂肪の塊は波打ち、それが左右に分かれて円を描くように上に跳ね返っていく。実に見事だった。

 彼女の躍動する胸に見惚れて、不用意に呟いてしまう。

「松川さんの胸に……埋もれて、みたいな」

 口にしてから、ハッと我に返る。

「いやっ……違う」

 弁解にならない言葉を微笑でスルーし、彼女は言う。

「わかりました。もちろん、かまいませんよ」

 そこからの所作は、実に手馴れていた。俺が呆然と見つめる先で、彼女は淡々と俺からのリクエストに応えようとする。

 彼女は腰を上げて二人の結合を解くと、男根から精液の堪ったゴムを取り去った。それを枕元のティッシュで包むと、ベッドの上を這うように動き床に置かれたゴミ箱に手を伸ばして、それをポイっと投げ入れる。

 その際、四つん這いの体勢の臀部が、自然とこちらを向いた。さっきまで俺が入っていた器はしっとりと濡れそぼっている。そのすぐ上の、きゅっと閉じられた肛門が、変かもしれないけど、とても上品だと感じられた。

「失礼します」

 俺の元に戻ると彼女は言い、右手で髪を耳に流すような仕草をした後で、徐に硬直したままの竿を口の中に含み入れた。まだ精液の絡むそれに、唇をゆったりと三度往復させ、おそらくは浄めているのだろう。

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