この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第4章 かわいい企み?
瑞月は緩やかな手つきで、俺の身体を撫でながら、しな垂れかかるようにして、膝元にそっと頭を乗せてくる。
「み、瑞月……大丈夫か?」
のぼせているのかと心配するも、すぐに「うん」と頷き、瑞月は頼りない手つきで更に腹直筋の辺りを触れた。
「……!」
既に隠すことを忘れた、瑞月の胸元。それがついに、俺の視線を釘付けにした。
控えめながら確かに水面にたゆたう瑞月のふくらみを、目撃することを頑なに避けていた〝頂〟までをも備に――具体的な描写を避けるのは、それが妹の、だから? わからない、それでも――
――瑞月の胸は、とても綺麗だった。
濡れそぼったハーフパンツに頭を委ねている状態で、こちらの視線に気づくはずはなかった。それなのに瑞月は、身体を触っていた手を更に下方に下げながら言う。
「私の裸でも、ちゃんと反応するんだ」
「う……」
瑞月の手が次に弄ったのは、自分でも気づかない内に猛り切っていた――俺、そのもの。
その形を、じっくりと確かめながら。
「ねえ、お兄――ううん、涼一」
「み、ずき……?」
すっかり狼狽えて声を上擦らせる俺に、瑞月は言ったのである。
「私なら、いいよ」
――と。