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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第5章 楽しい一夜の裏側で


 心なしか彼女の声が、次第に艶っぽく変わっていく。

「あっ、もうダメェ。そう思った途端に、すっごく恥ずかしいのに、その倍くらい興奮したんです。いけないって思うのに、あんなに沢山、もう止まらなくって――」

 彼女はそう話し、俺の左手を自らの胸に誘った。小振りなふくらみの頂で、乳首がくっきりと硬直している。

「ね、こんなに。だから、こっちも――」

 言いながら、彼女が脚を開いたのがわかった。

「お兄さん」

「え?」

「もう片方の手で、確かめてください」

 普段の天真さを宿したままに、彼女は正しく発情していた。その興奮を闇の中の眼差しで、こちらに訴えかけていた。

 また軽く、唇を重ねる。今度はゆっくりと、舌を交えた。

 すっかり硬くなった乳首を弾くと、彼女の身体がビクンと大きく反応する。

 確かに、すっかり昂っているようだ。だったら、その芯はどうなっているのだろう?

 肩から細い腕を滑らせた右手で、太ももを緩やかな速度で探ると。

 ビク、ビク――。

 更に身体は、快感に波打っていく。

「んっ……ああ! もっと、触って! 木葉に――触ってぇ!」

 臨まれた場所に手を届かせて、思わず驚いた。

 彼女の言った通りではあっても、こちらの想像を超えている。

 そう感じるほどに――。

「――!?」

 夏輝木葉の女の箇所から、止めどない愛液が流れ出していた。

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