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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第5章 楽しい一夜の裏側で
発情した、という本人の言葉通りだった。
そっと触れようとしたはずの指先がヌルリと滑る。そう感じた瞬間、彼女の女芯に誘われるようにして、掌の全体を一帯に当てがっていた。
びちゃり!
そんな擬音が本当に聴こえたと思うほどに、その周辺は大いに濡れそぼっている。しかも熱い。彼女の女の箇所は、疑いようもなく昂りを示していた。
「ね、すごいでしょう?」
それを俺に確かめさせた上で、まるで自慢でもするように夏輝さんは言う。また首に両腕を巻きつけると、頬を寄せ耳元でクスクスと楽しそうに笑う。
そして、また直接的に鼓膜を振動させるように、囁きかけた。
「うふ。またお漏らししたみたいに、木葉はビショビショなのですよー」
それも間違いない。どこがどう、というわけですらなかった。
俺は彼女の股間に当てがった掌の全体を、愛液で前後に滑らせるようにして軽微に擦り合わせる。すると、すぐに思いの外しっかりとした恥毛までが、ぐっしょりと濡れ広がっていた。
更に尚も、中心からは新たな液体の供給を絶やそうとはしない。掌でその有り様を探りながら、俺の方も否応なく興奮を高めた。
「なんで、こんなにもエッチなのだろうか」
今度は、彼女の耳元で囁き返す。