この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第7章 乱れる心、あの日の想い


「どういうことなの?」

 瑞月に詰め寄られ、もう変な誤魔化しは意味がないと覚悟。とはいえ、もちろん彼女たちとの関係をすべて暴露するわけにもいかない。

「彼女たちの希望に沿って、俺が一日一人ずつ案内する形はどうかという話になって……だからデートというのは完全に言葉の綾というか。もちろん、俺の方にそういう気持ちがあるわけではなくってだな……」

「へえ、それで?」

「つまり、その……」

「……」

 そうして冷めた目で見つめられると、完全に浮気がバレた男の言い訳のようになってしまう。これ以上、瑞月を不機嫌にしてはならないと焦った。

「やっぱり、もう一度みんなと話してくるかな」

 そう言って、部屋を後にしようとした時だ。

「いいんじゃない」

「え?」

「じゃあ、私は最後だね」

「み、瑞月……最後って?」

「だから、デートする順番。私は、あの三人の後でいいから」

「……え?」

 あまりの意外な展開に、俺の頭の中は真っ白になっていた。

 こちらがそんな状態なのを知ってか知らずか、瑞月は上目遣いに俺を仰ぐと実に意味ありげなことを言うのである。

「もし何事もなく、無事に私に辿り着いたら、その時は――」

 その時は……?

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ