この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第9章 文水の事情


 瑞月はそう言いながらも、尚も俺の顔を訝しげに眺めていた。その態度を妙に想いながら、俺はため息をつく。

「なにか言いたいことでも、あるのか?」

 そう聞くと、瑞月は。

「……ま、いいんじゃないの?」

「いいって、なにが?」

「だから、別に!」

 瑞月は言って、素っ気なく背を向けた。そして、そのまま服を脱ぎ始めている。

「おい……まだ俺がいるんだけど」

「じゃあ、出てけば。別に、そこで見ていてもかまわないけど」

 瑞月は気にする様子もなく、するすると服を脱ぎ続ける。上下ピンクの下着が、脱衣場のオレンジの照明に相まって、妙に生々しい――と、悠長に感想を述べている場合ではなかった。

 瑞月は背中に手を回すと、まるで躊躇なくブラのホックに手にかけている。

「待て! 今、出てくよ!」

 俺は焦りそう告げると、廊下へ飛び出していった。

「なんだよ、一体……?」

 大きく息をついて呟きながらも、なんとなく思うところはある。

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ