この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第10章 木葉の秘密


「おかしい、ですか?」

「いや、ごめんごめん。ふふふ、了解了解。細かい事情を聞くのも無粋だ。約束しよう。僕は三年の金城陸矢(かねしろ りくや)という者だ。今日から岸本くんを、僕たちの仲間として――」

「あの、その前に、ひとついいですか」

「なんだい?」

「岸本と苗字で呼ばれるの、あまり好きじゃないんです。できれば名前の方でお願いします」

「もちろん構わないけど、それはなぜ?」

「親父のことが嫌いだから、です」

「ふふふ、オッケー涼一くん。とてもいい理由だ。ではこちらからも、ひとつだけお願いをしてもいいかな?」

「なんですか?」

「もしこの先、妹に手を出そうと思う時があれば、事前に僕に断ってからにしてほしいんだ」

「妹?」

「ああ、なんだかキミのことを、いたく気に入ってるようでね」

 あ! あの猫のような……。

 結果的に俺をグループに誘ったのは、その彼女だった。遠藤陸矢の妹、後に知るその名は、金城朱海(かねしろ あけみ)。そして彼女こそが――。

「というわけで、改めて歓迎しよう。よろしくね、涼一くん」

「はい」

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ