この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第10章 木葉の秘密


「あっ……んっ……」

 唇を重ね、今度は深くまで舌を差し入れた。最初は戸惑ったような彼女の舌先が、次第にこちらに呼応して、チロチロとぎこちなく動き始めている。

「ふっ……ちゅ……」

 口腔からいなくなった俺の舌を追って、彼女の舌が恐る恐る入ってくる。それを迎え吸いつくと、吐息を乱しながら舌をグルグルと絡め合った。

「んんっ――」

 息継ぎをするように、彼女は唇を離す。そして、視線を合わせると、キスをしていた顔を見られたのを恥じるように、顔をそっと横に背けた。

「お兄さんのキス……なんか、エロぉい」

「そ、そう?」

「これから木葉、もっとエロいこと、されちゃう?」

「まあ、そうだね」

「あは――優しく、お願い、します」

「うん」

 細い首筋にキスをしながら、彼女の言葉を重く受け止めていた。優しく、優しく。その言葉は、常に頭に留めておかなければならなかった。少なくとも、興奮のまま突き進むような真似はできない。

 首から浮き上がった鎖骨の辺りに舌を這わせながら、右手でバスローブの前の結び目を解いた。

 胸元を開こうとする手を、彼女の手が掴み取る。

「もう、おっぱい見るの?」

「ダメ?」

「見たい、ですか?」

「うん」

「あはは、素直だ。……じゃあ、仕方ないか」

 彼女の手が放れ、俺はバスローブの胸元を露わにした。普段のイメージに比して、しっかりとした膨らみ。俺の視線を受けたせいか、乳首がぷくりと微かな反応を示した。

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ