この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第11章 瑞月の決意


 涼一は顔を上げると、なんとか言葉を発した。

「み、瑞月を……解放してください」

「なんだと?」

 岸本英次が、また一段、威圧を高めた時だ。

 間隙を縫うようにして、丸田がカットイン。

「ハイ、ここは私から補足させていただきます」

 そして、怒涛のように早口でまくし立てた。

「――こちらに座っている岸本尾瑞月さんですね。彼女は父親である岸本英次氏から、非常に厳しい監視体制を引かれているということで、この話が事実ならば、人権的観点においても、かなりの問題であります。彼女がどんな状況におかれていたのか、それを要約したのが、こちら」

 それと同時に、ホワイトボードを覆っていた紙がはがされ、予め書き連ねられていた文言が画面に大きく映し出された。

 その後のコメント欄は――


【ヤッバ!これマ?】
【マンションのフロア貸し切り、監視が常駐?】
【キャンパスでも外出先でも常時複数の監視!?】
【いや普通に無理…】
【息がつまりそう】


「――と、視聴者の反応はこんな感じですが、どうです岸本さん?」

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ