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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第11章 瑞月の決意
俺は尖らせた舌先で、入念に周囲を探った後で、すべすべな尻をさすっていた手を用い、広げて露わとすると、その入り口の辺りを窺う。その際――
――ピク。
と警戒するような反応を認めて、今度は唾液と愛液を絡めながら、襞の内側をじっくりと這わせ、それから下腹部に向かうと、女の核心へ。
「ン? ――ああぁ!」
俺のものを吐き出し、瑞月は声を上げた。
その反応に確かなものを覚え、俺はその一点に更なる愛撫を加える。
まだ露出しきってないそれを、滴る舌先を柔らかく構え、ヌルヌルと迎えるように蠢かせた。
「やっ――だめぇ!」
その芯の確かさが増すと、大きく広げた舌の上で転がした上で、次に舌先をやや固く尖らせると、それで素早く弾いていく。
ビク――ビク。
腰を大きくうねらせたものの、瑞月は声を発っしなかった。
代わりに、責めることで失念していた快感が、俺の身体に流れ込んだ。
「うっ……」
見ると、瑞月が再び俺を咥え、胸を揺らしながら、懸命に頭を上下させている。そうして――
ビシャア!
ビクン!
二人は同時に果てた。
俺が、自らの快感に打ち振るえた時――。
「ゴホッ……ゴホッ!」
瑞月が苦しそうに、せき込むのが聞こえた。
「大丈夫か?」
急ぎ身体を起こし、ヘッドボードに置いてあるティッシュの箱を手にすると、俺は瑞月の身体を抱き寄せた。
すると、俺の右腕に凭れるようにして、瑞月は――
「へ……平気だよ」
口から垂らした白濁の液を胸にまで伝わらせながらも、笑う。
「ふふ、汚されちゃったね。どう――今の私?」
ペロリと口の周りを舐める瑞月を前に、思わず息を呑んだ。
そして――
「でも、まだ終わりじゃない。ちゃんと最期まで、お兄ちゃんの幻想を壊してあげる」