この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第2章 コーヒーはブラックで


「……」

 その間も視線は絶えず、こちらへ。俺の挙動とその欲望までも、見透かすような眼差しだ。それに動きを封じられたと言えば、言い訳なのだろうか――それは、ともかくとして。

 ぴとり――と、ついに彼女の舌先が、猛りの頂点に触れた。

「ああっ……!」

 その一瞬の感慨を味わせる間も与えず、舌は加速度的に怪しく蠢いていった。

 射出口をちょんちょんと二度ほど突いた後、男の突端を包み込むようにぐるりと舐り回していく。更に首の窪みを、チロチロと刺激した。

 唇を唾液で滑らせ先端に押し当てたまま、彼女は聞く。

「ねえ――気持ちいい?」

 言葉を発する際の微細な振動に、肯定も否定もなく声が漏れ出た。

「うっ……」

「ちゅっ――それなら嬉しい」

 その言葉は、分身の方にささやきかけるように。彼女は俺の反応に満足を示し、口での行為を続けた。

 テロテロと竿を光らせながら、舌を裏筋を頻りと行き来させる。そして先までを舐め上げると、今度は徐に、口内へ迎えようとする構えをみせた。

「……」

 無言でこちらを見つめたまま、彼女は唇を開き、そして意図的にゆっくりとした速度で、突端から中ほどまでを口の中に含み入れる。

 粘膜の温かさに、溶けてしまいそうだと錯覚。優しく迎えられ、どこかに行き着くと、容赦なく吐き出された。窄めた唇と包み込むような舌による、心地の良い圧力を常に感じながら、往復のスピードが徐々に増すと、与えられる快感の量に驚いた。

「くっ、ああっ!」

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ