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妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第2章 コーヒーはブラックで
ちゅぷん、と口から吐き出し、手で擦りながら、彼女は上目遣いの眼差しを向ける。
「もう、イキそう?」
「ああ……ヤバい」
「フフ――じゃあ、ちょっと待ってね」
「……?」
高坂文水は右手で俺の猛りを緩やかに擦りながら、左手を自らの背中に回す。すると、プツッと微かに弾けるような音がして、彼女の胸元を覆っていた黒いブラが外れた。
「どうかな?」
と、聞かれ。
「……」
俺は興奮のままに、彼女の胸を凝視していた。
日焼け肌と白い地肌のコントラスト。一見、不自然なそれが、なんとも魅力的で、なにより艶めかしく感じられた。
しかもその小刻みに揺れる胸の膨らみを前にして、今も粛々と勃起しつくした男の猛りは丹念に擦り続けられている。その光景を目の当たりにしただけでも、劣情が煽られて止まない。
「俺、もう……我慢できない」
――クス。
「じゃあ、我慢しないで」
「こっ、高坂さん……!」
「うん、イって」
彼女はそう言うと、既に爆発寸前のコックを自らの胸の先端に当てた。
「うおっ、ああ――!」
コリっとした乳首の感触を覚え、その刹那、怒涛のような重層的な快楽の波に襲われる。
ズビュウ――! ビュッ、ビュッ――!
日焼けした胸を目がけて、俺は白濁の液粒を――激しく、爆ぜた。
「ああ、たくさん……」
自らそのすべてを胸に受けながら、そう言った彼女の虚ろな横顔に、不安を覚えながらも。一方で俺は、およそ覚えのないくらい興奮していたのだった。