この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妹やその友達と、いろいろあったアノ夏のコト
第2章 コーヒーはブラックで


     ◆     ◆

 夜の駅前通りは、やや閑散としていた。メッセージで示された場所の近くまで車を走らせていくと、「オーイ!」と窓越しからでも聴こえてきそうな雰囲気で、前方から大きく手を振ってくれている人影が目につく。主にメッセージのやり取りをしていた、夏輝木葉の姿だった。

 ハザードを灯し車を道の脇に停車。「早く早く」と夏輝さんが急かしてる動作を眺めていると、続いて店の軒先から他の二人も姿を現した。

 三人の手にショップの紙袋が複数提げられているのを見て、車を降りバックドアを開くと先に彼女たちの荷物を積み込んだ。一日買い物した割には思ったほど多くはなかったが、後で聞いたところ大半は既に東京の自宅に送ったのだという。

 その後、車中で話す彼女たちの会話から察するに、概ねショッピングを楽しんできた様子が窺える。そんなところは、いかにも若い女の子といった感じで少しだけ微笑ましく思えた。

 だが、そこから別荘までの道中。俺の頭の中の大半を占拠していたのは、この車の中に姿がない彼女のこと。

 俺が激しく爆ぜた、あの時――。

「ああ、たくさん……」

 高坂文水は言いながら、次々と吐き出される精子を、自分の胸に粛々と受け止めていたのだった。

 水着の日焼けの境目がくっきりとした二色の肌。日焼け部分よりやや淡い色の乳輪は綺麗な円を描き、乳頭は感度のよさを示すようにピンと突起していた。サイズ的にはBとCの中間くらいと思しき、魅力的で整った形状のふくらみだった。

 そこへ無遠慮に、欲望に塗れた白濁の液を弾けさせた、その光景。射精中、緩やかになった手つきに誘われ、射出の勢いは一向に止まる気配がなかった。

 それが申し訳なくもあり、情けなくもあり、それらの感情が更に倍するような快感に変わっていった。

 胸の曲線をゆっくりと流れ、乳首に至った精液。それを竿を扱くのと反対の手で受けると、指先でこねるようにして彼女は言う。

「ほら、とっても濃いよ」

 こちらを見ることなく、とても物憂げな表情で――。

/879ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ