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BLUE ROOM
第4章 (2話)第2ステージ Aパターン ハケ水車編
(ハケ水車編)右の扉。

 青絵は追加罰則のタイムリミットに追われながら右の扉を選んだ。
 次の部屋に進むと、開け放たれたままになっていた背後の扉がひとりでに閉じた。
 確認してみるが、前の部屋に通じていた扉はすでに施錠されてしまっているようでビクともしない。
 前の部屋でのアナウンスに偽りはなかったようだ。
 改めて前に向き直ってみると、彼女はすぐに扉のマークの意味を理解した。
 やけに小ぶりではあるが、そこには確かに『水車』が設置されていた。
 しかし普通の水車と比べて奇妙な箇所がいくつか見受けられた。
 大きさもそうであるが、そもそも水路に設置されている訳でもないし、羽の部分に幾つものハケ(?)が取り付けられている。
 『ハケ水車』を知らない青絵にとっては、それが一体どういう目的で用意された道具であるのか皆目見当も付かなかった。
「この部屋のクリア条件は、ハケ水車に跨った状態で5回絶頂することです。
 速やかに所定の位置へ着いてください。」
 アナウンスの内容を聞いて、青絵はすぐに理解した。
 屈辱的ではあるが反抗するという選択肢はない。
 きっと映像を撮られているのだろうけど、我慢するしかなかった。
「くっ・・・・・・!」
 青絵は屈辱を隠すことなくそのまま表情に出した。
 しかしアナウンスの指示に対しては極めて従順で、素直にハケ水車の上へと跨った。
 スカートを履いたまま大きく足を開いて、水車を跨いだ状態で直立姿勢を取る。
 なんだかスカートの中がスース―する気がして、憂鬱な最悪の気分だった。
 その上、水車に跨った瞬間から身体が自由に動かせなくなった。
 足の裏を接着剤で止められたかのようにその場から逃げ出すこともできない。
「ハケ水車を起動します。
 どうぞ、存分にお楽しみください。」
 無感情なアナウンスが流れると同時にハケ水車が動き始めた。
 ゆっくりと水車が回転していく。
 ある程度の速度まで加速すると、そこからは一定の速度を保って動作し続けるようになった。
 股下ほんの十数cm下で回転運動するハケの風圧を受けて股間にむず痒い感覚が広がる。
 ゴクリ。
 青絵は次の展開を想像して生唾を飲み込んだ。
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