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落城
第8章 破瓜
悪太郎は、勃起した肉棒を握りしめ、大きく開いた茜の足の間に座ろうとした。

それを章介が、「待て」と言って止めた。「アソコが乾いている。そのままでは入らないだろう」

章介の顔が志乃を向いた。

「志乃、お前の弟子だ。痛くないようにお前が舐めて濡らしてやれ」

「そのようなこと――」

「できないと申すか」

志乃は章介に睨まれた。

この男によって絶頂に導かれた瞬間が蘇る。子宮が男の熱い精液で満たされていく瞬間が。

もうこの人には逆らえない――。志乃は屈伏してしまった女の弱さを感じた。

「わかりました。やります」

志乃は立ち上がると茜のもとへと歩いた。大きく開いた股間の前に座る。

「志乃様、どうして――」

茜の黒目勝ちの瞳が驚いたように大きく開いた。

「茜、ごめんね」

志乃は目に涙を浮かべ、上体を前に倒していった。茜の割れ目にそっと唇をつける。

「やめて! 志乃様!」

茜は腰を揺すった。

「茜、一緒に落ちて――」

志乃は舌を伸ばし、茜の割れ目をペロペロと舐め始めた。

「いやぁっ!」

茜は身体を思い切り捻って、大きな悲鳴を上げた。
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