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第8章 破瓜

「さすがに初めてだけあって上手く入りませんね」

悪太郎は照れながら言うと、いったん腰を引いた。少し角度を変えて、もう一度腰を押し出す。

「痛い――」

茜が悲鳴を上げる。

それを何度か繰り返したあと、悪太郎は、「ここだな」と言って、強く腰を押し出した。

薄い膜を突き破るような感覚とともに、尖端がグサッと茜の身体に突き刺さった。

「ああっ！」

茜は白い喉をのけ反らした。

「お嬢さん、入ったぜ。わかるか？」

悪太郎は、嬉しそうに茜に言ったが、茜は目を硬く閉じたままで答えない。その辛そうな顔を見ながら、悪太郎は、ゆっくりと肉棒を茜の体内に沈めていった。

「おお、きつい、きつい。チンポコがヤスリにかけられているようだ」

悪太郎は目を細めた。

「痛いっ、やめてっ、抜いてっ」

茜は首を振って叫んでいる。

半分くらい入ったところで尖端が奥に届いた。悪太郎はそのまま腰を突き入れ、子宮を奥へと押し上げていく。

「いやぁぁぁっ！」

茜が苦しそうに悲鳴を上げた。

やがて、太い肉棒が根元まで茜の体内に入った。

悪太郎は動きを止めた。そのままゆっくりと腰を回し、尖端で子宮口を捏ねて、茜の感触を楽しんでいる。

「ううっ――」

初めて子宮口を擦られる痛いような感覚に茜は目を閉じたまま、じっと耐えていた。

「茜、大丈夫ですか？」

志乃が心配そうな表情で声をかけた。

「志乃様、助けて……」

茜は呻くように言った。

「悪太郎殿、お願いです。もう終わりにしていただけませんか」

「そんなこと言われても、まだ出してないですからね……」

「そこを何とか。このままでは茜が可哀そうです」

「しかたねえ、奥様に頼まれちゃ。もう少し楽しみたいけど出すとしますか」

悪太郎は、緩やかに律動運動を開始した。