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落城
第9章 エピローグ~夫の前で☓☓☓
そこへ悪太郎の部下がやってきた。何か耳打ちをしている。悪太郎がニヤリと笑った。

「旦那、丸山の落武者を捕まえたようです」

「ほう」悪太郎の部下が同じ内容を章介にも耳打ちした。「それは面白い。その者をここへ連れてまいれ」

章介は志乃を抱きしめたまま命じた。

ほどなく後手に縛られた男が一人、悪太郎の部下に両脇を抱えられ、連れてこられた。男は足を怪我していて、立ち上がるのもままならいようだった。しかも、頭に大きな傷を負っている。流れる血が目に入るのを防ぐためか、目を閉じていた。

その男を一目見た瞬間、志乃の身体が凍り付いた。怯えるように目が大きく開いていった。

「せ、清七郎さんっ!」

志乃は慌てて立ち上がり、章介との身体の繋がりを解こうとした。しかし、章介がそれを許さなかった。逆に志乃をきつく抱きしめると、肉棒を思い切り突き刺した。

「あんっ!」

子宮を強く突き上げられ、たまらず志乃は喘ぎ声を上げてしまった。
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