この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
父子の夜
第11章 繋がる赤い糸
 
極貧生活の中で已む無く禁煙を始めた鉄平。煙草が欲しくなるとお気に入りのブルーベリーガムを噛んで我慢しているのだが、その甘い匂いが雄平の鼻腔を刺激した。
雄平にとっては鉄平とのキスを思い出す匂いでもあり、緊張して蒼白だった顔色がみるみる赤く染まっていく。
唇を重ねた時、薄目で盗み見る鉄平の色っぽい表情すら脳裏に浮かぶ。

「雄平、吸って」

今度は鉄平はやらなかった。雄平だけが大きく息を吸い込む。そして息を吐く。
何度か深呼吸を繰り返し、雄平がリラックスした状態にあると判断した鉄平は、腰に力を込めて、ググッと雄平のアナルに亀頭を押し込んでいく。
大量に塗布したローションのおかげか、亀頭全体が簡単に雄平の中に収まってしまった。


「いっ…っ…痛いっ……!」

雄平が苦痛に顔を歪ませたので、鉄平は慌てて身を起こし結合部を確認した。
出血はしていないようだ。

「雄平、血は出てないみたいだぞ?無理そうか?」

無理そうか?とは聞いてみたものの、一発欲望を放出しない事にはとても途中ではやめられそうにない。

「…………っ」

雄平は答えに詰まる。本音を言えば、今すぐ抜いてほしい。



/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ