この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
父子の夜
第12章 ひとりエッチ
 
「…………」

雄平は素麺を食べながらプロ野球中継に見入っている。
鉄平はテーブルの端に置かれたディルドを見る。若干、光り輝いているようにも思える。


『ほら、雄平!これ2つ共オマエの物だからな!………父ちゃんのいないトコで…こっそり遊んでもいいんだぞ?』


(いやー……そう言ったけどさぁー………)

鉄平はロングニッカを脱ぎ、トランクス一丁になる。

(ちょっと待っててくれたら、俺がやってやったのによぉ……)

頭の中でグチグチ文句を垂れる鉄平。しかし、雄平を責めたりはしない。萎縮すると、なかなか復活しないからだ。

テレビを見ていた雄平が振り返り鉄平を見る。殺気立つ気配に気づいたのか…。
鉄平はニィ~ッと笑って雄平を見下ろす。

(次ヤる時は手加減なしだぞ。こんにゃろぅ……!)

不気味な作り笑いを浮かべたまま、鉄平は晩メシの支度に取りかかった。

ザクッ!ザクッ!ザクッ!

ザクッ!ザクッ!ザクッ!!

文字通りざく切りにされたキャベツ。今日は肉が多めな肉野菜炒めだ。男の夏メニュー。




/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ