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父子の夜
第16章 熱帯夜
この間、銭湯で状態を見た時と同様に少しだけアナルが開いている。普段はピッチリ閉じている事は、雄平自身よりも雄平のアナルを知る鉄平には解る。
(興奮したら開くのか……?)
女性器は興奮すると小陰唇が左右に開き、膣口も開くが、雄平のアナルもそうなのだろうか。
「ひゃあッ!」
股の間にぶら下がる雄平のペニスと玉袋を鷲掴む。すると、物欲しそうに口を開けていた雄平のアナルはピッチリと口を閉じた。
意図的に開けていたのだろうか?
鉄平は興奮しながらソコを凝視する。
「雄平、力抜いて肛門開けてみろよ」
「え……う…うん…」
雄平は、もぞもぞ尻を動かせるが、アナルはピッチリ閉じたままだ。
意図的に開くという行為は、まだまだ雄平には出来そうにないようだ。
(ま、ゆっくり解すとするか。明日は休みだし、時間はある。)
鉄平の掌が、今度は尻臀を掴む。すると、雄平のアナルは更にキュッと締まり、よく目を凝らさないと見えないくらいにまで縮小した。
「おい、雄平…。緊張しないでくれよぉ……」
「う…うんっ…ごめんなさいっ」