この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
父子の夜
第6章 思い出の更新
 
「父ちゃんっ!おかえりなさいっ!」

鉄平はビックリした表情で「ただいま」と言う。
その右手に提げたスーパーの袋を雄平が受け取り部屋の中へ入っていく。

「…………」
「…………」

すっかり会話するのが苦手になってしまった2人。相変わらず家の中は静かだ。

スーパーの袋の中の食材を冷蔵庫に仕舞うと雄平は、ぴったりと鉄平に寄り添っていった。

「今日、銭湯いくぞ」
「うんっ!」

銭湯へ行く途中にあるコインランドリーへ寄るために、袋に汚れ物を詰める鉄平。
風呂や洗濯機がないのは不便だな…と毎回思う。

その鉄平の横で雄平も自分の汚れた下着などを袋に纏めていた。

「雄平」
「なぁに?」

雄平の背後から片腕を華奢な体にまわす鉄平。雄平はドキドキしながら少しだけ振り返った。

「今日ヤるぞ」

鉄平のその言葉に、雄平は赤くなりながら小さく頷いた。

「……今日は、こっちだ」

抱き締める手とは違う方の手が雄平の尻に触れた。
その瞬間、雄平の体はビクンと跳ね上がった。それでも雄平は頷く。


/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ