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父子の夜
第7章 蛍光灯の下で
「うん…」と蚊の鳴くような返事を返す雄平も、それには気づいているようだ。
「次は父ちゃんが舐める」
鉄平は立ち上がり、舐めると聞いて少し閉じた雄平の股の前へ移動する。
(スマン……雄平……)
雄平が不安そうにしても、気づかないフリをするしかない。
どうしてもヤりたい。
まだまだ若い鉄平は欲望を抑える事ができず、雄平の立てた膝に手を置き、ゆっくり股を開かせた。
そして、白いブリーフを脱がせにかかる。
あの夜、悲惨な状態に陥った雄平の尻穴も、しっかりと完治した。
裂けるのが癖になっては困るので、毎日塗り薬を塗布して安静にするよう雄平に言い聞かせてきた。本当は雄平じゃなく、自身に向けた言葉だった。
『まだ手は出すな』と。
数日前から治っていたが、大事を取って今日、雄平とセックスする事を決めたのだ。
銭湯でもう一度確認したが、何も問題はなかった。
尻を少し浮かせて尻臀を拡げ、改めて尻穴の状態を確認する。