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父子の夜
第9章 求め合う二人
「父ちゃん、雄平に舐めてほしかったよ」
そこまで雄平に言わせるわけにはいかない。雄平もチンチンをぶら下げている歴とした男だが、男歴は鉄平の方が長い。
雄平に言わせたら男が廃るのだ。
そんな事を長々と考えている間に、昨日同様、雄平に唇を奪われてしまった。またもや先を越された形だ。
(……クッソォ)
そして昨日同様、力ずくで雄平の唇を奪い返す。すると雄平は慌てふためき、必死に鉄平にしがみついてくる。
(やっぱ雄平も男なんだな…)
感心しながら雄平の口腔内を舌で掻き回すと、その舌を雄平の舌が追いかけてくる。
鉄平は舌を止めると雄平の舌が絡みつき、ぐるぐる円を描くように刺激してきた。
しっかり鉄平に教えられた通りの事を忠実にこなす。
鉄平は雄平が愛しくて堪らなくなる。
「雄平…父ちゃんの…しゃぶってくれ」
「うんっ!」
雄平は自ら体を低く沈ませ、鉄平の股間に顔を寄せていった。