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父子の夜
第10章 立ち入り禁止
「んくぅ……とぉちゃっ…」
「ココ…どうだ?感じるか?」
雄平はプルプルかぶりを振り、
「わかんない…」と答えた。
しかし、わからないはずはない事は雄平の体勢を見れば一目瞭然なのだ。
四つん這いから尻を突き出す形で、ふにゃっと崩れ落ちてしまっているからだ。
鉄平は指を抜く。
『あんまし前立腺刺激し過ぎるとハゲるらしいぜ?』
(あれはマジなのかよ?)
田辺の言葉を思い出す。
自身がハゲるならともかく、雄平がハゲるなんてのは……
あまりに可哀想過ぎる。
そんな事がもし本当なら、慣らしの段階で多用するのは避けたい。
きっと鉄平と雄平のセックスを成功させるカギである事は間違いないからだ。
だから鉄平は位置と雄平の反応だけを確認して本番に備える。
一発勝負だ。
まずはソコへ辿り着けないと意味がない。
「雄平、指なら苦しくはないな?」
「う…うんっ…」
鉄平は指二本を重ね合わせて、少し緩んだ雄平の肛門に宛がう。
「次は二本いく。我慢しろよ、雄平」
雄平が頷くと同時に挿入されていく。
「んッ…ぁくっ……」