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父子の夜
第10章 立ち入り禁止
雄平の肛門は指二本もすんなりと呑み込んだ。
ただ、先ほどと違って少し苦しそうだ。
(頑張れ、雄平……身勝手だが、俺のために……)
ガチガチに緊張した雄平の腿や尻臀を愛撫し続ける鉄平。
「どうだ?苦しいか?雄平」
「だ…大丈夫っ…」
第二間接までを押し入れると雄平は腰を引いて少し逃げた。
鉄平も追いかけない。追いかけないが抜きもしない。様子を窺う。
愛撫する方の手を止め、あと何本指を足せば自身の肉棒くらいになるか考える鉄平。
ちょうど、はち切れんばかりに勃起したモノが目に入り、横に指を並べてみる。
「…………」
鉄平は考える事から逃避した…。
そしてまた指を深く押し込んでいく。
「と…とぉちゃっ…まっ…待って……!」
待たない。
焦っているのか、苛ついているのか…挿入した指先を腸壁に押し当てるように刺激する。
「雄平、どうだ?痛いか?」
「痛く…ない…よ」
「そうか。んじゃあ次は指三本だ」
鉄平はスッと指を引き抜き、今度は三本の指を束ねて挑んできた。
順調に呑み込もうとする雄平の肛門だったが、雄平が泣き声をあげた。
「い…痛いよぉ…父ちゃんっ…痛いよぉ……」
そこまで、だ。