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父子の夜
第10章 立ち入り禁止
 
まだ、立ち入り禁止……ということ。
特に極太で長竿な方は。



 少し悔しそうに床に座り込む鉄平。その腕に、期待に応えられず泣きじゃくる雄平が抱かれていた。

「ごめん…なさいっ…父ちゃんっ…ごめん…なさいっ……」
「なんで謝るんだよ。まだまだ挑戦するぞ?父ちゃんは!」

発する言葉に力があった。
雄平は泣きながら鉄平を見ると、鉄平はニカッと笑う。

「うわぁぁぁぁんッ!父ちゃんっ!ごめんねっ…ごめんねっ…!!」

雄平はさらに声を大きくして泣く。
鉄平の笑顔を見て、余計に強く思った。
『父ちゃんの期待に応えたかった』と……。

「泣くなってばよぉ…」

「ゆうへ~い」と名前を呼びながら、しゃくりあげる雄平の頭を優しく撫でる。
それでも泣き止まない雄平の耳元で、鉄平は囁く。

「父ちゃん、イッてないからさ…雄平舐めてくれよ……」

ピタリと泣き声が止んだ。
言葉にした鉄平も驚きの絶大な効果があった。

「うんっ…ボク…舐める!!」
「今日も…全部…飲んでもらうぞ?」
「うんっ!飲む!」

先ほどまで泣いていたのが嘘かのようにニッコリ微笑む雄平。
すぐに鉄平の股間へ顔をやった。


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