パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 繋がる赤い糸

　
「腹減ってるか？雄平」

雄平は激しくかぶりを振る。

「じゃあ、ヤろうか？」
「うんっ！」




　まずは雄平に思う存分しゃぶらせる。鉄平が見つめる雄平は、いつものように真剣にそれに取り組んでいる。
余裕のないような、それしか見えていないような表情で、とにかく熱心に舌を這わせ鉄平を快楽へと導いていく。

プチュ…じゅるッ…プチュ…

雄平の舌はカリの周りをぐるりと回り、裏筋、鈴口に舌先を丁寧に這わす。
まだフェラを始めて間もないが、雄平の上達ぶりは目を見張るものがあった。

じゅるッ…プチュ…じゅるッ…

喉の奥に留まる濃厚な鉄平の精液。その飲み込み難い粘液を、噎せながら嚥下した事を鉄平に褒められたのがきっかけでペニスをしゃぶる事が好きになった雄平。
今では、鉄平は当然のような顔で雄平に精飲させ褒める事もなくなったが、雄平のしゃぶる事への情熱はおさまらなかった。

「おいおい……待て待て…雄平……口でイカそうとすんなよ」

ピチュ……

雄平の唇が亀頭から離れる。
唾液か我慢汁か、糸ひく粘液を雄平はペロリと舌で絡め取り、完全に萎縮してしまった顔を見せる。