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父子の夜
第11章 繋がる赤い糸
 
(雄平をイカせてやりたい)

(雄平と気持ちよくセックスしたい)

その思いが正気を保たせてくれる。

正気を失っていた、あの夜のようにはならない。鉄平はそう静かに心に誓う。


「とうちゃ…ぁん…んぁッ…」

雄平は堪えきれずに畳の上に伏してしまう。それでも鉄平は舐めるのをやめない。寧ろ激しさが増した程だ。

「雄平…本当に…気持ちよくねぇの…?」

可愛いアナルを味わう合間に鉄平は再び問う。雄平に『気持ちいい』と、どうしても言わせたい。

「わか…わかんないよぉ…父ちゃあん…」

快感に身を震わせながらも「わからない」と答える雄平。
それならば…と、鉄平は雄平をひっくり返した。
仰向けにされ、頬を紅潮させながらも怯える雄平。そんな雄平の股間に屹立するペニスを鉄平は優しく握る。
雄平のソレは、まだ未発達で色もピンクがかった肌色の幼いモノだが、さすが鉄平の息子なだけあり大きさは平均的な子供のソレではない。

「雄平、わかんない事ないだろ?こんなにビンビンに勃起してんじゃねぇかよ」

2、3度軽く扱く。
雄平はそれでも首を傾げて、『わからない』という仕草を繰り返す。


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