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フレンズ
第1章 フレンズ
「もういいよ。無理に話さなくて」
私は文香の肩を抱いた。
合宿の帰り。
本当は克巳と同じ方向だけど、
なんとなく話し辛いなと思っていたら、
浩也が声をかけてくれた。
「今日レボリューション10の発売日だから、
本屋に行こうよ」
共通の漫画をだしに
浩也が寄り道に誘ってくれたのだ。
ありがたい。
本屋に向かって歩きながら話す。
「克巳が言ってた。
‥‥濡れなかったんだって」
「私が文香から聞いたのは、
‥‥立たなかった、…って」
「紗奈、そんな露骨な話を文香から聞いて
大丈夫?」
「平気だよ。
こんな話、女の子同士は普通にするものだよ」
それ以降も克巳と文香は一緒に講義に出たり、
同好会の後も一緒に帰ったりしていた。
昼休み。
二人がカフェテリアで食事しているのを見つけて、遠くから眺めた。
ちゃんと仲良くしてるんだ、と、ほっとした。
私は文香の肩を抱いた。
合宿の帰り。
本当は克巳と同じ方向だけど、
なんとなく話し辛いなと思っていたら、
浩也が声をかけてくれた。
「今日レボリューション10の発売日だから、
本屋に行こうよ」
共通の漫画をだしに
浩也が寄り道に誘ってくれたのだ。
ありがたい。
本屋に向かって歩きながら話す。
「克巳が言ってた。
‥‥濡れなかったんだって」
「私が文香から聞いたのは、
‥‥立たなかった、…って」
「紗奈、そんな露骨な話を文香から聞いて
大丈夫?」
「平気だよ。
こんな話、女の子同士は普通にするものだよ」
それ以降も克巳と文香は一緒に講義に出たり、
同好会の後も一緒に帰ったりしていた。
昼休み。
二人がカフェテリアで食事しているのを見つけて、遠くから眺めた。
ちゃんと仲良くしてるんだ、と、ほっとした。