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第1章 フレンズ

克巳は言って頬にキスしながら体をナカに押し入れてきた。

じゅぐぐ…

ぬかるんだ音を立てて大きなものが割り入ってくる。

ナカがいっぱいに満たされて、襞が彼を吸い付くように包み込む。

すこし前後しただけでものすごい刺激だった。

彼の動きに合わせて声が漏れてしまう。

「あっ…あっ…」

克巳はゆっくりと腰を動かし、
私の中の感触をじっくりと味わうように目を閉じた。

その顔があまりに色っぽい。

そう思った瞬間に
勝手にナカがきゅっと締まってしまう、

「ああ、きっつ…」

克巳が吐息を漏らし、微笑みかける

「紗奈…おれたち」

私はうなずいた。

「なぁ、一緒に行こ」

克巳は耳たぶをあまがみしながら言って、
腰の動きを徐々に速めた。


すでに一度果てたカラダは
一段階上の感度になっている。

奥も手前も、肌のどこもかしこもが、
克巳の指や唇に反応した。

唇をこじ開けられて克巳の親指が侵入し、
口内をまさぐってくる。