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フレンズ
第1章 フレンズ
サイドテーブルのライトを消した浩也が囁いた。
「起きてるよ」
「紗奈…いいの?」
「なにが?」
「また。
しらばっくれちゃって。
くよくよしないでちゃんと寝ろよな」
「お休み浩」
翌朝目を覚まし、布団から起き上がると
コーヒーの香りが部屋を漂っていた。
「紗奈、おはよ。コーヒー淹れたよ。
インスタントだけどね」
浩也が言って
サイドテーブルにコーヒーカップを置いてくれた。
「ありがと浩」
カップで両手を温めながら、
カーテンを開けると街並みが見える。
空は青かった。
「紗奈、大丈夫?」
浩也が顔を覗き込んで言った。
「だから、なにが?」
そういいながら、なんだか泣けてきた。
あたし、なにやってんだろ。
「起きてるよ」
「紗奈…いいの?」
「なにが?」
「また。
しらばっくれちゃって。
くよくよしないでちゃんと寝ろよな」
「お休み浩」
翌朝目を覚まし、布団から起き上がると
コーヒーの香りが部屋を漂っていた。
「紗奈、おはよ。コーヒー淹れたよ。
インスタントだけどね」
浩也が言って
サイドテーブルにコーヒーカップを置いてくれた。
「ありがと浩」
カップで両手を温めながら、
カーテンを開けると街並みが見える。
空は青かった。
「紗奈、大丈夫?」
浩也が顔を覗き込んで言った。
「だから、なにが?」
そういいながら、なんだか泣けてきた。
あたし、なにやってんだろ。