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Call Girl
第3章 Call 3
(7)報酬
佳穂はまた渋谷にある藤堂のマンションに来ていた。
今回の報酬を取りに来たのだ。
藤堂が話しかけてくる。
「佳穂ちゃん、今回も貸し切りがあったからかなりの額になってるね。頑張ったじゃないか。佳穂ちゃんは人気が高いからね。でも、1日に2人しか客は取ったらダメだから」
「ええ、分かってるわ」
そう言い終わらないうちに藤堂は佳穂に現金の入った封筒を手渡した。
封筒はそれなりに厚みがあり少し重たかった。
先日、伊藤から言われたことを考えていた。
そして、藤堂に相談したのだ。
「藤堂さん、私の話しを聞いてくれる?」
「あぁ、いいよ。どんな話しだい?」
「実は、伊藤さんの事なんだけど、来月に伊藤さんはアメリカのシアトルに赴任になることが決まったのよ。それで、私にも一緒に来て欲しいって言われたんだけどどうしたらいいかな?」
「え?伊藤さんから?」
「うん」
藤堂は少し考えている様だった。
「佳穂ちゃんは、伊藤さんのことどう思ってるの?」
「嫌いではないわ。でも、アメリカに行くのはちょっと考えるわ。日本でも友達は少ないのにアメリカになんて行ったら孤独になってしまいそうで怖いの…」
佳穂はまた渋谷にある藤堂のマンションに来ていた。
今回の報酬を取りに来たのだ。
藤堂が話しかけてくる。
「佳穂ちゃん、今回も貸し切りがあったからかなりの額になってるね。頑張ったじゃないか。佳穂ちゃんは人気が高いからね。でも、1日に2人しか客は取ったらダメだから」
「ええ、分かってるわ」
そう言い終わらないうちに藤堂は佳穂に現金の入った封筒を手渡した。
封筒はそれなりに厚みがあり少し重たかった。
先日、伊藤から言われたことを考えていた。
そして、藤堂に相談したのだ。
「藤堂さん、私の話しを聞いてくれる?」
「あぁ、いいよ。どんな話しだい?」
「実は、伊藤さんの事なんだけど、来月に伊藤さんはアメリカのシアトルに赴任になることが決まったのよ。それで、私にも一緒に来て欲しいって言われたんだけどどうしたらいいかな?」
「え?伊藤さんから?」
「うん」
藤堂は少し考えている様だった。
「佳穂ちゃんは、伊藤さんのことどう思ってるの?」
「嫌いではないわ。でも、アメリカに行くのはちょっと考えるわ。日本でも友達は少ないのにアメリカになんて行ったら孤独になってしまいそうで怖いの…」