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Call Girl
第4章  Call 4

佳穂は素直にパンティにそのナプキンを当てた。
パンストを履き診察台から戻って診察室の椅子に腰かけた。

医師が話しかけてくる。

「検査結果は2週間後になるから、またその時に来てください」
「わかりました、ありがとうございます」

「お大事になさってください」

看護師がそう言って診察室の扉を開けてくれた。

子宮頸がんの検査は採取した細胞を特殊な液に入れて細胞だけを取り出して顕微鏡で観察するので細胞の処理に時間がかかるため結果がでるのは10日ほどかかることがあるらしい。

そのため、結果説明は2週間後となっている。
佳穂はまたちょっと肌寒い外に出た。

駅前にある珈琲店に行こうと思ったのだ。
仲町台の駅前には洒落た珈琲ショップがあった。

その珈琲ショップに入ってゆく。
甘い感じの飲み物が欲しいと思っていた。

ウェイトレスが水を持って聞いてくる。

「何になさいますか?」
「じゃ、カフェオレお願い」

「わかりました」

ウェイトレスはそう言うと奥のキッチンに消えていった。
佳穂は暫く窓の外をぼんやりと眺めていた。

駅前の道行く人たちを眺めていたのだ。

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