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Call Girl
第4章  Call 4

この手術の話しは伊藤にも知らされた。

手術の事を話すと伊藤は非常に驚いていた。
自分も佳穂の手術を見守りたいと言ってきたのだ。

もう渡米する日は近づいていた。
それでも尚、佳穂の傍に居たいと言ってきたのである。

伊藤は電話でこう言ってきた。

「佳穂の傍に居てあげたいんだ」
「でも、伊藤さんはアメリカに行かないといけないわ」

「その時期は少しぐらいならズラしてもらうよ。佳穂は僕の家族と同じだから」
「そうなの?」

「そうさ、会社には佳穂の事は家族だと言ってあるから」

佳穂はその言葉を聞くと嬉しくなった。
叔母夫婦には今回の事は伝えないで欲しいと、藤堂には話してあった。

そもそも、叔母夫婦は佳穂がコールガールをしていることを知らない。
世の中には知らなくて幸せなこともあるのだと思っていた。

部屋から外を眺めるとすでに日は傾きかけていた。
秋のつるべ落としとは良く言ったものだと佳穂は思っていた。

秋の夜は何か物哀しい様な感じがした。

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