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Call Girl
第4章 Call 4
(5)約束
藤堂は話し終わると渋谷の事務所があるマンションへと帰っていった。
佳穂はひとりになった。
ゆるりとソファーから立ち上がるとキッチンに行き、珈琲を淹れた。
それを持ちまたソファーに腰を下ろした。
2匹の猫達が甘えて脚にスリスリをしてくる。
伊藤が来るのは7時頃だと言っていた。
時計を見ると夕方4時過ぎだった。
後、3時間程ある。
佳穂はその時間をボーっとしながら過ごしていた。
伊藤とはこの後どうなるのだろうか。
と、考えていた。
伊藤はアメリカへと行ってしまう。
残された自分はどうなるのだろうか。
そう、思っていたのである。
そんなことを考えているうちにインターホンが鳴った。
伊藤が来たのだ。
佳穂は玄関のドアを開けた。
そこには大きな真っ赤な薔薇の花束を抱えた伊藤が居たのだ。
「佳穂、退院おめでとう!!」
そう言うと大きな真っ赤な薔薇の花束を佳穂に手渡した。
「伊藤さん、ありがとう。さ、入って」
「うん、上がらせてもらうよ」
藤堂は話し終わると渋谷の事務所があるマンションへと帰っていった。
佳穂はひとりになった。
ゆるりとソファーから立ち上がるとキッチンに行き、珈琲を淹れた。
それを持ちまたソファーに腰を下ろした。
2匹の猫達が甘えて脚にスリスリをしてくる。
伊藤が来るのは7時頃だと言っていた。
時計を見ると夕方4時過ぎだった。
後、3時間程ある。
佳穂はその時間をボーっとしながら過ごしていた。
伊藤とはこの後どうなるのだろうか。
と、考えていた。
伊藤はアメリカへと行ってしまう。
残された自分はどうなるのだろうか。
そう、思っていたのである。
そんなことを考えているうちにインターホンが鳴った。
伊藤が来たのだ。
佳穂は玄関のドアを開けた。
そこには大きな真っ赤な薔薇の花束を抱えた伊藤が居たのだ。
「佳穂、退院おめでとう!!」
そう言うと大きな真っ赤な薔薇の花束を佳穂に手渡した。
「伊藤さん、ありがとう。さ、入って」
「うん、上がらせてもらうよ」