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Call Girl
第1章 Call 1
「じゃ、魚の旨い店に行こうか」
二人はそう話すと歩き出した。
二人は暫く駅周辺を歩いて回った。
高橋達と同じく店を探している人が多くいた。
もう外はしっとりと夜の闇に包まれていた。
二人はようやく一軒の和風居酒屋を見つけた。
そこに入ってゆく二人。
店に入ると炉端があり雰囲気もとても良かった。
店員が聞いてくる。
「お二人様ですか?」
「二人だよ」
「お座敷とテーブルとどちらにしますか?」
「座敷でお願いする」
「分かりました、ではこちらへどうぞ」
店員がそう言うと奥の座敷に通された。
二人はバッグを置き座布団に腰かけて座った。
おしぼりが運ばれてくる。
オーダーを取りに来たのだ。
お通しを置いてから話始める。
「お飲み物はいかがしますか?」
「君は何にする?」
「ビールでいいです」
「じゃ、瓶ビールにグラス2つ」