この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Call Girl
第1章  Call 1
(6)貸し切り
佳穂は先日の中華料理屋での高橋との話を思い出していた。
結婚しているのにそれは無理だ…と考えていたのである。

でも、高橋から好意を持たれているというのも事実だった。
しかし、その気持ちに応える事はできないと思っていた。

所詮、既婚者のいう事である。
本気にすることさえ馬鹿馬鹿しいことだと思っていた。

そんなことを考えている時だった。
また、携帯が鳴ったのだ。

「もしもし…」

「佳穂ちゃん、高橋さんからまた指名だよ。今回は貸し切りでお願いするって言ってきたよ。佳穂ちゃん、良かったじゃん。江田の駅前に10時に待ち合わせだって。頑張っておいで」

そう言うと電話は切れた。
貸し切りとは1日中客と一緒に居るという事だった。

報酬もそれなりに高額になる。
佳穂のクラブでは貸し切りの場合1日で20万にもなる。

その60%を報酬として支払われるのである。
貸し切りをもらえばもうその日は1日1人の客だけを相手にすればそれでいいのだ。

佳穂はピルを飲み身支度を始めた。
今の時間は朝の9時だった。

江田の駅前と言えば徒歩で行ける距離だ。
今日もローラアシュレイの淡い紫色の花柄のワンピースにカーディガンを羽織りパンプスだった。

/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ