この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Call Girl
第1章  Call 1
(8)報酬
佳穂はこの日渋谷にある藤堂聡のマンションに来ていた。
そのマンションは渋谷の道玄坂を上がったところにあった。

今日は報酬を取りに来ていたのである。
クラブプリマヴェーラでは報酬を銀行振り込みにはしていない。

毎回、まとめて現金で手渡されるのである。
藤堂のマンションは4LDKだ。

事務所兼自宅として使っている。
そのリビングのソファーに深く腰を下ろし珈琲を佳穂は飲んでいた。

藤堂が話しかけてくる。

「佳穂ちゃん、今回は本当にお疲れ様。高橋さんからの貸し切りもあるから今回の報酬はかなりの額だよ。頑張ったね」

そう言うと現金が入った封筒を佳穂に手渡した。
その封筒は微かに重さを感じた。

佳穂は封筒を受け取りながらこう言った。

「うん、そうね…」

そう言うと佳穂は微笑む。
そして続けてこう言う。

「高橋さんの事だけど、これから指名があっても断って欲しいの」
「え?なんで?」

「高橋さんと一緒に居ると本気になってしまう…」
「それは、良くないな」


/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ